事業内容
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ウォータージェット事業のご紹介

様々な現場に対応可能な当社の事業内容をご紹介します。

超高圧WJによるタイル下地処理

WJ工法はタイル剥落防止のスタンダード

 タイルの剥落防止は、150Mps~200Mpsの超高圧水による目あらしがスタンダードになっています。20年前に生まれた工法で、<JASS19陶磁器質タイル張り工事の標準仕様書>に表示され、タイル剥落防止には有効な工法であることが立証されています。

タイル下地処理の特長

性 能 150~200Mpaの超高圧水でタイル下地処理(目あらし)をします。
品質が高い コンクリート躯体面を横方向(刷毛引き)に切削溝を施工すると同時に、躯体面の脆弱な下地の除去と洗浄を行い、タイル密着力の強化を促し、建物の耐久性を向上させます。
工期短縮 必要な品質基準を確保しながら、一日/150㎡~200㎡前後のタイル下地の処理をし、工期短縮に貢献します。
環境に優しい 水のみを使用した作業なので、MCR工法で発生するような廃棄物は一切ありません。施工中は吐出した水が霧状になるため、粉塵を抑制します。
低騒音 使用する超高圧ポンプは、起動部をケースで覆い囲っているため、50db(デシベル) 以下の超低騒音設計です。
少水量 吐水量が最大3リットル/分と極めて少ないため、飛散が少なく汚水処理が不要 です。
安全性が高い 吐水量が少ないので、人体にかかる反力が小さく、また噴射ガンの個々のパーツも軽量化しているので、操作性が良く転倒・転落災害を軽減します。

下地処理の品質管理について

 作業は圧力150~200Mpa、最大水量3ℓ/分のスペックで目あらしを進め、10mm内に2本以上の(jass19)切削痕を施工するのが基準になっています。

超高強度(60N)のコンクリートの目あらしに対応

 ビルテックの超高圧水の目あらしは、20階前後以上の建物に使用される、60N以上の超高強度のコンクリート壁面の目あらしにも対応しており、タイル仕上がり品質の向上及びコストダウンに大きく貢献をしております。

超高圧水WJコンクリート水斫り工事

ウォータージェット工法の特徴 ウォータージェット工法の特徴

斫り現場の状況に対応可能な2つの工法を用意

XYZ工法

大型ガンを設備に固定して、ハンドガンの数倍の水の力を利用してコンクリートを短工期で斫る事が可能。ハンドガン工法の約2倍から3倍の斫りを実現し、工期短縮とコストダウンに貢献します。斫りの体積1㎥超に適した工法です。

XYZ対応ユニット
最大水量100ℓ、ガンのノズル口径(1.5mm~2mm)

ハンドガン工法

人の手でガンを駆使し直接コンクリートを斫ることが出来る為、場所に応じた冶具を使い分けることができ、斫る場所を選ばない万能工法です。XYZ工法の補足斫りに使用する場合もあります。

ハンドガン対応ユニット
最大水量35ℓ、ガンのノズル口径(標準1mm)

XYZ工法のメリット

 斫るエリアに設備を構築し、3次元にガンをリモートコントロールして斫ることで効率良く広範囲に斫ることが可能です。ガンの直近に人の配置をしない為、安全性の確保にも大きなメリットがあります。

ビルテックのWJの斫りは安全を最優先し効率化をご提案します。

 斫る場所・量から、現場に関わる全ての関係者と議論をして、適正な斫りユニットをセレクトし、工期短縮とコストダウンをご提案します。且つ、安全を最優先した現場管理も同時にご提案をさせていただきます。

ウォータージェットは多くの現場で活躍しています

タイル下地処理(タイル剥落防止・目あらし)

鉄筋本数の不足・位置の不備の是正

床の開口及びバルコニーのハッチ位置の変更

壁・床面の反り、ハラミの是正

壁面スリットの是正

コンクリート打設時にゲリラ雨に打たれた、レイタンス除去

スラブの厚さ調整(スラブ表面の数ミリ以上の削ぎ取り調整)

壁面・床面等にスリットを入れる

壁面・床に穴を貫通させる

鉄筋洗浄(コンクリートのかぶり・サビの除去)

コンクリート打ち継ぎ面のレイタンス処理

タイル貼替現場の下地モルタルの除去と目あらし

貯水槽内壁面の劣化部の除去

塗膜剥離

アスベスト除去・ダイオキシン除去

タイル目地の剥離

耐震補強

各改修現場  解体現場

ウォータージェットで活躍する斫りユニット

 以下の多彩なWJユニットのラインナップから、斫り・洗浄・剥離等工事の種類と場所により、適正なユニットをセレクトして、工期の短縮とコストダウンのご提案をさせていただきます。

XYZ対応ユニット大型現場向き

 斫りの場所を選びますが、ハンドガンと比較すると約3分の1の工期で、コストダウンにも大きく貢献します。特に大型斫り現場・土木現場で活躍します。

大型斫り現場 XYZ対応ユニット
(オリジナル)

①最大水量 100ℓ
②最大圧力 250Mpa
③車両 10tトラック
(10000×2500×3000)
④稼働 ディーゼルエンジン

ハンドガン対応ユニット多くの現場に対応

 治具(ガン)を使い分けることにより、斫りの場所を選びません。ブレーカー・チッパー等で斫れない鉄筋が込み合った奥まで斫れ、且つ鉄筋を損傷させることはありません。 コンクリートの斫り・塗膜剥離・劣化したコンクリートの斫りなど、多彩な治具を使い分けてあらゆる現場の工事に貢献しています。

スギノマシンJPHE-S5040

①最大水量 28ℓ~35ℓ
②最大圧力 250Ⅿpa
③車両 8tトラック
(8500×2200×2700)
④稼働 ディーゼルエンジン

NLB3700DH

①最大水量 35ℓ
②最大圧力 250Ⅿpa
③車両 8tトラック
(8300×2200×2700)
④稼働 ディーゼルエンジン

鉄筋洗浄・斫り対応ユニット低コスト

 斫りユニットは2t小型トラック、または3tクラスのトラックでユニット化され、大型の斫りユニットが導入できない狭い箇所で活躍しており、 特にマンション等の改修現場は車両駐車場所の確保が困難なケースが多い為、重宝されています。
また、鉄筋洗浄・レイタンス処理はコストパフォーマンス面から大きなを恩恵があり、お薦めのユニットです。

NLB3575D

①最大水量 15ℓ
②最大圧力 240Mpa
③車両 3tトラック
(6000×2000×2500)
④稼働 ディーゼルエンジン

MPV200

①最大水量 7ℓ
②最大圧力 200Mpa
③車両 2t小型トラック
(4700×1700×2000)
④稼働 電動(200V 60A~100A)

目あらし・鉄筋洗浄対応ユニットタイル下地処理

 主にタイルの剥落防止工事の「目あらし」現場で活躍しています。2t小型トラックでユニット化されており、駐車スペースのない狭い箇所での作業でパフォーマンスを発揮して「タイル剥落防止」に大きく貢献をしています。
また、鉄筋洗浄・レイタンス処理等にも活躍をしており、現場の状況によりセレクトすることでさらなるコストパフォーマンスを実現しています。

MJ2000

①最大水量 3ℓ
②最大圧力 200Ⅿpa
③車両 2t小型トラック
(4700×1700×2000)
④稼働 電動(200V 60A)

バキューム対応ユニット排水対応

 ご存じのようにWJ(ウォータジェット)の斫りは水の力でコンクリートを斫るため、斫るポイントに水の膜ができると、作業の効率が大きく落ちる為、濁水を排水する必要があります。また、このバキュームは、斫ったときに発生する濁水はもちろん斫りガラも吸引をします。また、斫りガラの搬出に困難な施工場所の場合にもご提案をしています。

◆バキューム車

①機種 SMC・04・BVP
②吸引容量 40㎡/min
③車両 4tトラック
(6500×2500×2800)

◆斫り現場の濁水・ガラの処理対応

ウォータージェットで活躍する多彩なガン

 工事の種類・場所(コンクリート斫り・レイタンス処理、鉄筋洗浄・目あらし・改修現場)により、適正な圧力と水量及びガン先(ランス)の長さ・ノズルの口径・ロータリーガンのノズルの数と口径等現場にマッチした治具のセレクトにより、工期の短縮とコストダウンのご提案をしています。

XYZ対応ガン

直射ガン

直射ガン ノズル

目あらし用ガン

ロータリーガン

ロータリーガンノズル

ブラストガン

ブラストガン施工風景

ブラストガン施工風景


超高圧WJによる鉄筋洗浄・レイタンス処理

 ウォータージェットによるコンクリートの脆弱部分、鉄筋に付着したコンクリートなどの除去をして、打ち継ぎ箇所等の品質向上をさせ、工期の短縮及び構造品質強化の確保ができます。

[ 主な特徴 ]
①コンクリート打設時に、雷雨によりコンクリートの脆弱部を発生させた個所の除去にも力を発揮します。
②鉄筋が入り組んだ梁・柱などのレイタンス除去も治具の活用により可能です。
③レイタンスの厚さ・量により適正なユニットを選定導入し効率化を図ります。

レイタンス処理について

鉄筋洗浄

 鉄筋の設計強度維持にはレイタンス処理は大切な工程の一つです。コンクリートの除去レベルに合わせ超高圧ユニットを選定し工期短縮とコスト削減を図ります。


改修現場の超高圧WJ工事

下地モルタルの除去(タイル貼替)

 タイルの張替え時に、躯体表面の下地モルタルの除去と目あらしを同時に施し、タイルの貼り付けの品質レベルを高め、耐久性の強化に貢献をします。


貯水槽等の劣化壁面の斫り

 貯水槽等の壁面の改修にウォータージェットが活躍し、ロータリーガンを駆使して、劣化した壁面を効率よく斫り、補修面の品質をバラツキの無い状態に施工します。 もちろん、ウォータージェットの特徴である無振動工事で、躯体にはダメージを与えることはありませんし、耐久性強化には大きく貢献できます。

アスベスト除去(塗膜剥離)

 過去に建てられた建物には、様々な個所で石綿材が使用されており、建物を解体する場合は事前に石綿含有外壁塗装材及び石綿含有下地材の除去が必要です。従来の技術では、壁面をサンダーで削り取る除去方法で、粉じん飛散の可能性が極めて高い工法でした。石綿含有外壁塗装材及び石綿含有下地材を安全に、そして確実に剥離除去する工法は、水流によって石綿を除去し、粉じんの発生を抑制するウォータージェット工法がもっとも優れた剥離除去工法として、現在除去工事の主流となっています。

 改修・解体現場における塗膜剥離を代表として、内外の建材等にアスベストが含まれている場合があり、その除去処理は法律に沿った正しい除去をする必要があります。
 ビルテックは、アスベストの除去を養生から除去工事、産廃処理まで一貫した工事でお手伝いをしています。